結論から話すのが、とにかく大事という話です。
最近、コンサルの方の本を何冊か読んで、当たり前ですが結論から話すことって大事だなと感じています。
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しかし、会社のメールを見ると結論から入らないで、前書きが長い人が非常に多いです。
本日は、なぜ結論から話すことができないのかを考えてみます。
結論:会社のカルチャーがそれを求めていないから
結論から話せない人達
メールにせよ、会話にせよ結論を最初に持ってこない人が多いです。
特に、年齢が高くなるほど顕著のような気がしています。
年を取ると同じ事を繰り返して言ってしまうし、とにかく自分の知っていることを話したがる傾向にあると感じます。
会話というのは、思いついたことを喋ってしまうので、まだ分かるのですが、メールでも結論から入れない人が多いです。
メールは推敲が可能であり、送る前に一呼吸つけるので、結論からと意識すれば改善がしやすいと思います。
結局、何が言いたいかが最後にならないと分からないのは、時間の無駄だなぁとつくづく思います。
なぜできないのか
なぜできないのかを考えると、理由は主に2つあるのではないでしょうか。
①結論から話そうとしていない
②分かっているができていない
基本的には①に当てはまる人の方が多いと思います。
多くの人は、結論から話すということの有益さを考えたことがないのだと思います。
また、会社において結論から話すことが求められていないということもあると考えます。
結論から話さなくてもいいという環境でずーっと過ごすと、そのようになってしまうでしょう。
もちろん、部下の指導であれば、繰り返し伝えることで改善も期待できるかもしれません。
それが上司だった場合は、ストレスが溜まってしまいます。
個人的にはビジネスにおいては、結論から入るべきだと思うのですが、それが浸透しているとは思いません。
日本人的な思考というのも、結論から話すこととは別のベクトルなのかもしれません。
②の分かっていてできないのは、意識の問題なのかなと思います。
意識しなければ、行動は変わりません。
惰性では楽な方に流れるだけで、変化は生まれない。
気づいたところがスタート地点で、それが遅すぎるということはないと信じています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。