BCGの特訓 成長し続ける人材を生む徒弟制という本が参考になるので、紹介します。
昨日に続き、コンサルの方の書いた本の紹介です。
著者は木村亮示氏と木山聡の2名です。
BCGはボストン コンサルティング グループの略で、社会人1年目の教科書で有名な岩瀬大輔氏もBCG出身です。
BCGの特訓 成長し続ける人材を生む徒弟制 (日経ビジネス人文庫)
結論:スキルだけでなくマインドセットが重要、正しい目標設定+正しい自己認識が成長につながる
スキルだけあればいいわけではない
スキルマニアには2種類いて、コレクション型と突き詰め型がある。
スキルの追及だけでは意味がなく、スキルを使わないことを選ぶことも大切。
スキルとは成長とも言えるが、成長は手段に過ぎず、目的にしてはいけない。
3つのマインドセットを意識する。
①クライアントの役に立てるようになるために成長したいという想い
②何度もチャレンジする
③素直さや謙虚さ
マインドセットは短期間で変えることができる。以下の成長する経験がある。
①「背水の陣」や「火事場の馬鹿力」
②小さな成功体験を積み重ねる
③失敗体験を自分の思考や選択、意思決定を細かく分解して原因を突き詰める
④立場が人を作る
伸び悩みを突破する方法
成長とは目標と現状のギャップを埋めること
「原因自分論(原因はすべて自分にある)」の姿勢が大事
無意識の思考のクセに気を付ける
士業出身…正解探し
商社出身…結論・行動が先、理屈は後
SE・プログラマー出身…完璧主義
金融機関出身…雑を嫌う
医療関係出身…断言を避ける
成長も一種の問題解決である。
本の内容としては、以下成長を加速させる鉄則や成長をPDCAで自動化するという章がありますが、続きは本でご確認下さい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。