優勝しても、そこが終わりではない世界で頑張る理由を勝手に想像します。
私も学生時代にはスポーツをやっていましたが、部活というのは参加することに一定の意義があるような気がします。
これは、強豪校では当てはまらないこともあるでしょうが、スポーツから生まれる友情だったり、感動だったりは財産です。
ふと、思ったことは一流のスポーツ選手で、様々なタイトルを取った選手というのは、モチベーションがどこから出てくるのだろうということです。
今回はそんな、トップレベルのスポーツ選手のモチベーションを勝手に想像します。
結論:全てを手に入れたプレイヤーのモチベーションは名誉なのかも
スポーツ選手の目標
私はサッカーが好きなので、今回はサッカーを例に考えてみようと思います。
世界で有名なサッカー選手と言えば、C.ロナウドとメッシではないでしょうか。
この両名は、世界最高峰のレベルで獲得したタイトルも山のようにあります。
C.ロナウドの例で言うと、
- マンU時代は、イングランドプレミアリーグで何度も優勝
- レアル・マドリード時代は、スペインで何度も優勝
- チャンピオンズリーグでも優勝
- ユベントスでも優勝
- バロンドール受賞も5回
その他にもたくさんのチームとしてのタイトルと、得点王のような個人としてのタイトルを勝ち取っています。
こういった様々なタイトルを取ったとしても、翌年にはまた1からのスタートとなり、そのモチベーションはどこから来るのでしょうか。
これだけたくさんのタイトルを取っているので、年俸も非常に高く、お金というのは主たるモチベーションにはならないのではないかと思います。
となると、やはり名誉というのがモチベーションなのではないでしょうか。
例えば、リーグで1度も優勝したことのない選手なら、優勝することがモチベーションになるでしょう。
1度優勝したら、何回でも優勝したいという別の目標になるのかもしれません。
こうやって目標がどんどん大きくなっていくのだとすれば、どこかでお金というのは満たされて、お金以外の部分がモチベーションになるのかもしれません。
当然ながら、全てのスポーツに当てはまるとは思いません。
マイナースポーツというのは、優勝賞金も微々たるもので、どれだけ結果を残してもプロにはなれないということもあり得ます。
自分自身の経験で言うと、当然ですが上には上がいます。
地区大会ですら、まともに勝てないレベルだったので、県の大会にはめちゃくちゃ上手いチームがあって、県代表になります。
ただ県代表のチームでも、全国の舞台では、簡単には勝てません。
全国大会を制したチームの選手でも、世界が相手なら、またレベルが変わります。
そう考えるとトッププロになれるのは、本当に一部の人で、並大抵の努力では届かない場所なのでしょう。
社会人にも通じる?
ここで思い出したのが、プロ経営者と呼ばれる松本晃氏の言葉です。
松本晃氏の記事は以前にもまとめています。
www.finance-accounting-value.com
松本晃氏も、様々な会社のトップを務めて、報酬という意味ではかなり多くのものを受け取ったそうです。
それでも、会社の経営者である理由として、お金がモチベーションではなく仕事が好きなことがモチベーションという趣旨のことをおっしゃっていました。
社会人もお金を一定稼いだ後は、その仕事が面白いとか、誰かの役に立つとかそういう視点に変化していくのかもしれません。
最近では、インフルエンサーが増えて、そういった人達もお金の心配はしなくていいのかもしれません。
時代は格差拡大の方に動いているようでもありますが、モチベーションがどこから来るのかを考えてみるのも面白いです。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
ここまでお読みいただきありがとうございました。