社会人歴7年の経理マンが、セミナーの効果を最大限にする方法を紹介します。
みなさん、セミナーには参加していますか?
社会人であれば、無料のセミナーはもちろんのこと、会社のお金で有料のセミナーにも参加することができます。
もちろん会社によっては、社員に有料のセミナーなんて行かせない!という残念な会社もあるでしょうが笑
私自身も、無料・有料どちらのセミナーを何度も参加しています。
その経験を活かし、セミナー参加の注意点と効果の最大化についてまとめます。
①セミナーは終わってからすぐが一番大事
セミナーでは色々な情報が出てきます。
それを生かすも殺すも、もちろん自分次第です。
最初に一番ダメなパターンを紹介します。
セミナーの次の日に出社して、セミナーで貰った資料を見ずに、自分の机に放り込む。
これを後から見返す可能性はめちゃくちゃ低いです。
業務でたまたま似たような論点が出てきた時に、そういえばとセミナー資料を見ても、論点の整理をしていないので、目的を果たすのに時間がかかってしまいます。
つまり、セミナーを受けたその日にセミナーのまとめを自分なりにすることが重要なのです。
セミナー終了直後が知識で言えば、最高潮に当たります。
そこから何もしなければ、ただただ知識は下降線です。
だからこそ、セミナーで何を学んだかをまとめる必要があります。
②セミナーで得た知識を、業務でどう生かせるかを考える
知識はインプットするだけでは、不十分です。
知識はアウトプットするために、インプットするものです。
セミナーで得た知識を、どう業務に生かせるかを意識しましょう。
例えば、セミナーの情報を自分の会社の情報で考えてみるというのも、より記憶に残る方法だと思います。
安定性の指標が出てきたら、自分の会社の情報で計算してみるとかもありです。
結果として、セミナーの知識が自分の知識となっていく可能性が高まります。
③一度に多くを求め過ぎない
セミナーで得る知識は、多くの場合膨大です。
セミナーを開催する側としても、受講者に「なんだこのセミナー、自分の知ってることばっかりで、たいしてためにならないな」なんて思われたくありません。
例え初心者向けと題名がついていても、ややマニアックな論点も入れてあるのが普通です。
したがって、セミナーで学んだことを一度に実践することは避けましょう。
これは①のまとめを行う前提ですが、セミナー内容をまとめてから実践することを決めましょう。
セミナーには知識系のものと、マインド系のものがあると考えます。
知識系とは、例えば「事前に迫った、消費税軽減税率のポイント」みたいなもので、
マインド系のものは「主任クラスの社会人に必要な考え方」みたいなものです。
特にマインド系のセミナーでは、なんでも実践しようとするのではなく、気に入ったものを1つでもいいので、実践してみましょう。
まとめ
セミナーの効果の高め方が以上になります。
まとめると、すぐに内容を振り返る・アウトプットを考える・少しずつ実践するとなります。
一定の時間とお金をかけるセミナーを、十分に活用しましょう。
会社によっては、研修報告書を書かせるところもあるかもしれません。
報告書も上記のまとめと同じで、研修の内容のまとめと業務へどう生かすかというところを押さえる必要があると思います。
セミナーのいいところは、他の会社の人と考えを交換できたりするところでもあると思います。
色々な会社の様々な職種の人と出会える機会は、中々ありません。
情報交換をする中で、自分自身の知らない部分や自分の会社のいいところが見つかるかもしれません。
是非、積極的に隣の席の人などと話をしてみてはどうでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございました。