楽天的な経理マンが考える、もしも…だったら思考の無意味さとポジティブ思考について考えます。
いつから楽天的だったのと訊かれると、分からない経理マンですが、楽天的になるための思考をひとつ紹介します。
気づいた時には、何でもどうにかなるという思考になっていたわけですが、あまり過去を振り返ってどうこうというのは当時から少なかったと記憶しています。
本日は、そんなポジティブ思考についての記事です。
結論:もしも…だったらと妄想するのは意味がない
もしも思考
ここで言うもしも思考とは下記のような想像をすることを指します。
- もしも第一志望の大学に合格していたらもっと楽しかった
- もしももっと話上手なら、彼氏・彼女がいた
- もっといい会社に入っていれば、こんなに苦労しなかった
抽象化するなら、現在の事象に不満を持ち、そのために過去を後悔するということになるでしょうか。
もちろん、可能性を考えるという視点はなくすべきではないと考えます。
もしも、現在の大学でなかったら、どこの大学に行っていたかとか、今の会社に不満があるなら、どの会社ならいいのかという仮説が生まれる可能性もあります。
大学や会社も不満があるなら、出ていくことも可能ですし、今の生活をより充実させたいのであれば、行動を起こせばよいのです。
という理由でもしも思考は意味がないと思っています。
ネガティブなもしも思考をなくすには
上記の、後悔という気持ちにならないためには2つの視点があると思います。
①後悔しているなら行動を起こすべき
②塞翁が馬という言葉
①の理由は、不満を改善のエナジーに変えようという視点です。
口だけの人ってたくさんいますが、有言実行で何かを変えるために動いた方がいいと思います。
似たような話を以前しているので、こちらもどうぞ
www.finance-accounting-value.com
②の理由は、塞翁が馬ということわざを学びましょう。
この言葉は中国が起源で、要約するとがいいことの後には悪いことがあって、悪いことの後にはいいことがあるということわざです。
これは正にその通りで、いいことばかりは続かないし、逆もまた然りということです。
付け加えるなら、もしも思考はいいことしかイメージしていないという点です。
例えば、本当に第一志望の大学に合格(いいこと)していたら、大学生の間に交通事故に合う(悪いこと)かもしれません。
大抵のもしも…だったらという思考は、いいことにしかフォーカスが当たっていないのです。
私は②の思考で、もしも…だったらなぁというようには考えないようになりました。
物事には色がついていなくて、その色(喜びや悲しみ)を決めるのは自分自身に他なりません。
どうせなら何でも楽しく解釈して、生きたいなぁと思うこの頃です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。