社会人歴7年の経理マンが、理想の上司についてのポイントを3つ紹介します。
尊敬できる上司がいるって人は、どれくらいの割合なんだろうと思う経理マンです。
私にも部下がいる訳なのですが、頼れる上司になれているかは自信がありません。
そんな私が、本日は理想の上司について考えてみたいと思います。
こんな上司は嫌だという視点から、3つポイントを紹介します。
①部下の悪口を言う上司は嫌だ!
これは面と向かってという意味ではなく、本人がいないところで言う上司が嫌です。
例えば平社員のAさんとBさんがいて、Cさんが課長だとします。
Bさんがいない時、Aさんが聞こえるところにいるのに、Cさんが「Bさんってこういうところがダメだよね~」なんて言うのはNGです。
なぜなら、Aさんは「自分もいない時には、影でボロクソに言われてるかもしれない」と思うからです。
課長のCさんは、人の悪口を言ってスッとするかもしれませんが、Aさんの働くモチベーションは下がります。
つまり、理想の上司としては、部下への思いやりや気遣いがあるということになります。
職場で人の悪口を言うことのメリットは、ほとんどありません。
今一度考えて発言するようにしたいですね。
②仕事ができない上司は嫌だ!
上司って年上のパターンが多いですが、仕事ができるとは限りません。
仕事ができない上司だと、部下が苦労します。
そういう場合、上司は自分が仕事ができないとは思っていません。
何でも部下が上司をカバーしなければならないのは、しんどいです。
それでいて、上司の方が給与が高いのだから「やってられるか!」となってしまうのも仕方がありません。
仕事ができない上司は、自らの能力の把握ができていないと言えるでしょう。
部下は上司の背中を見ています。
自らの実力を過大評価してはいけないし、同時に過小評価してもいけません。
まとめると、理想の上司は、仕事ができて、自らの能力をわきまえていると言えます。
③怖くて話しかけにくい上司は嫌だ!
上司と部下はコミュニケーションの上に、関係が成り立っています。
忙しいのはもちろん分かりますが、部下の話はきちんと顔を見て聴くようにしたいですね。
私も新入社員の時には、よく上司に怒られました。
また怒られるかも…なんと考えながら仕事をしても全く楽しくないですよね。
怒りというのも、注意しないといけない感情です。
怒ってもらえるということは期待の裏返しであることも、事実ではあります。
しかし、怒り方にも形があるということは、理解しておかなければならないでしょう。
まとめると、理想の上司は話しやすく、部下の成長を考えてくれているです。
まとめ
以上が、理想の上司についての3つのポイントです。
まとめると下記の能力があることが、望ましいです。
- 部下への思いやりや気遣いがある
- 仕事ができて、自らの能力をわきまえている
- 話しやすく、部下の成長を考えてくれている
もちろん、人対人なので、あらゆる部下に好かれる上司はほとんどいないと思います。
それでも、最初から諦めるのではなく、部下を理解することから始めるべきなのかなぁと考えます。
理想の上司について考える時、参考になると思われるのは上司が部下を評価するだけでなく、部下が上司を評価する仕組みです。
これは多面評価(360度評価)と呼ばれていて、上司、同僚、部下など、立場や対象者との関係性が異なる複数の評価者によって、対象者の人物像(実態)を多面的に浮き彫りにする評価手法です。
ただし、導入している企業は2割程度とのことです。
しかし、働き方改革などで、人事評価に関しても透明性が高くなることが予想されるので、これから360度評価が採用されることが増えていくかもしれません。
上司だろうが社長だろうが、ひとたび会社を出れば「ただの人」に過ぎません。
大切なのは、相手をきちんとリスペクト(尊敬)し、相手の立場になって考えてみることなのかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。