気がつけば権威性ばかりになっているという時代ですが、どうする?という話です。
ブログ・SNS・YouTubeと権威性にあふれていると、最近感じています。
このこと自体は悪いことだとは思いません。
ただ、この変化に対して、何も考えないのは流されてしまうだけなのかなと思っています。
本日は、そんな権威性についての記事となります。
結論:まずは権威性を理解することから始める
権威性とは何か
まずは権威性とは何かについて簡単に。
ブログやアフィリエイトなどで、読者を引きつけるコツとして紹介されているのが、権威性です。
例えば、ブログの記事の冒頭で、自分自身が何者であるかを書きます。
その中身は、できるだけレベルが高ければ高いほど説得力が増すということです。
経理マンなら、一部上場企業で経理歴10年でマネージャーと言われたら、すごいなと感じます。(何を持ってすごいかは個人によって異なる部分もあるとは言え)
もう一つ例を挙げると、医者とサラリーマンが睡眠の記事を書いたとすると、どちらの方が説得力があるかということです。
当然、医療の専門家である医者が書いた記事の方が、信頼性は高くよりアクセスもされるのではと思います。(本当の医者であれば)
つまり、権威性とは自分よりも上と思われる人のステータスから生まれるものなのです。
権威性があることで、その記事なり内容なりが、説得力を増すのです。
世の中は権威性で溢れている?
権威性が購買意欲にも関与しています。
医者の方が、この商品は体にいいと言って、あるサプリを紹介すれば、信じて買ってみる人も多いでしょう。
最近、ブログやYouTube、Twitterなどで権威性のある人や、権威性を全面に出している人が多い印象です。
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YouTubeにも弁護士だったり、税理士だったり、公認会計士だったりとプロが増えています。
その理由としては、それだけYouTubeが盛り上がっているということもあるでしょうし、情報発信のハードルが低くなったということもあるでしょう。
私も将棋が好きなので、プロ棋士の方の動画が見れるのは幸せです。
一方で、権威性に支配されているとも考えられるのかもしれません。
Twitterではコンサルの方の仕事論に納得し、YouTubeでは経営者の動画に頷き、はたまたブログではインフルエンサーの意見を眺める。
無意識に頷くというのはあまり良くない状態なのでしょう。
自分というものをしっかり持った上で、情報を整理することが大事なのだと思います。
同じ言葉でも、誰が言うかによって意味が異なってきます。
普通のサラリーマンが言うのか、国会議員が言うのかで意味も異なりますが、本質はどこかは考える必要があるでしょう。
難易度は、普通の人が何気なく言っていることを拾う方が難しいはずです。
インフルエンサーの模倣は簡単です。
権威性を出していない人の言葉こそ、大切にすべきなのかもと思う経理マンでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。