中学生の頃、そんな言葉を聞いた経理マンが、今更その言葉の意味を考えてみます。
最近、この言葉って深いよなと思ったので、中学生の頃の話を今頃してみます。
小学生の時は、スポーツ少年団には入らず、何も考えず中学生になりました。
その頃の地元の噂として、部活に入らないといじめられるらしいというものがありました。
いじめなんて嫌だと思い(今考えるとよく因果関係が不明の噂ですが)、中学校ではバスケットボール部に入部しました。
理由はバスケを小学生からやっている人は少なく、何とかついていけるかなという後ろ向きな理由でした。
元々スポーツが得意ではなかったので、予想通りベンチを温める役目でしたが、友達との出会いがあり、入部して良かったなと今でも思っています。
①練習のための練習をするなとは
この言葉の意味は、練習をただの練習だと思って取り組むのではなく、本番の試合での活用をイメージしながら取り組むべきというメッセージです。
バスケットに限らず、スポーツには練習がつきものです。
バスケットの基本的な練習として、フットワークがあります。
フットワークって何という方は、下記の動画をどうぞ
【第1巻】フットワークとドリブルワーク練習 - YouTube
正直、中学生の頃は「練習のための練習をするな」と言われても、意味分かんないなぁ~としか思っていませんでした。
だから、フットワークなんてめんどくさいなぁと思って、本気で取り組んでいませんでした。
結局のところ、ベンチ要員で出場時間も少なかったので、フットワークの練習って大事だなという実感もないまま、中学のバスケを引退し、高校では別の部活に入部することに。
②今思うこと
もちろん、今現在バスケのコーチをしているわけでもありません。
しかし、もしも子供にバスケを教えるなら、基礎的な練習は欠かせません。
そして基礎的な練習は、本番の試合での活用を考えながらした方が、何も考えずに練習するより練習の効果が高いと言えます。
コーチをするなら本番をイメージして、練習に取り組んでみようとアドバイスすると思います。
これってスポーツに限った話ではありません。
例えば、英語の学習をただするのではなく、実際に使うというをイメージしながら学習した方が見につくのは間違いなく早いと思います。
これは目標の具体化と似ています。
TOEIC800点とるぞ!と意気込むだけではなく、TOEIC800点をとって転職に役立てるとか、もっと具体化して、年収800万以上を目指すためにTOEICの点数をとるぞというように目標を設定する方が効果的です。
つまり、練習のための練習をするなという例で考えると、本番の試合のシーンもできるだけ具体的な方が望ましいわけです。
地区大会で相手のエースを止めるフットワークだと考えながら、練習に臨めばより効果があると思います。
試合展開は、相手にリードされていて、ここで止めないと負ける可能性があるという切迫した状況で、自分にその役割があると具体的に考えてもいいかもしれません。
終わりに
以上が、練習のための練習をするなという話でした。
社会人の会社での研修なども、本番やアウトプットを意識して取り組むとより効果的だと思います。
なぜ今更、バスケの話題かと言うと、やはり八村塁選手のNBAドラフトもあり、バスケに熱中しているからです。
6月20日楽しみですね~
アスリートの頂点は、ただのプレイヤーからすると、とんでもないレベルです。
遠く日本からリスペクトを送りたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。