体罰は早く無くなってほしい経理マンの独り言です。
何気なくニュースを見ていると、びっくりするニュースが。
強豪の高校野球監督が体罰をして、退任要求されたというニュースです。
ニュースはこちらから。
今回はこのニュースを見て思うことを。
結論:効率が重視される時代なのは、スポーツ・会社でも共通
体罰ニュースの要約と感想
今回紹介したニュースの要約はこんな感じです。
- 島根の開星高校の山内弘和監督が試合に負けた直後に30キロの罰走を命じる
- さらに学校に帰った後、2,000スイングの素振りも命じる
- 夏に向け頑張ってほしいという気持ちだったと監督は釈明
- 高校の校長大多和聡宏氏は、体罰ではないと判断しているとコメント
- 野々村前監督も「指導者から身を引くべきでは」と話した
感想としては、まだこんなことしているんだという気持ちです。
近年のスポーツ関連のスキャンダルがたくさん出ているのは、やはりSNSなどでの拡散というのも一因としてあるでしょう。
そういった情報が拡散されれば、こんな監督に、我が子を預けたいという親は少ないのではないでしょうか。
高校スポーツの目的とは?
高校のスポーツの目的がどこにあるかと考えてみます。
まず、学校側からすれば、学校の知名度の向上です。
少子化で高校間の競争も増えていると思われますが、その中で甲子園などに出場すれば生徒数の増加が見込めるはずです。
当然ながら、勝つことや結果を残すことを学校側は第一に考えています。
そのための投資として、グラウンドなどの整備であったり、優秀な監督の採用だったりを検討するわけです。
野球部の生徒からしても、結果を残したいという部員が集まっているでしょう。
しかし、高校野球がゴールかというとそれはそれぞれの生徒によって違うでしょう。
プロ野球選手になりたいという選手もいれば、高校野球で終わりにする生徒もいるはずです。
プロがゴールという選手なら、例えば連投などが原因での故障は避けたいでしょう。
そして、監督の目的も当然試合に勝利することです。
そうなることで、自らの報酬や名声を得ることができるからです。
ということで、基本的には勝利を目指しています。
だから、勝利を目指すために効率的に練習するべきだと思うのです。
練習時間が長ければ長いほど、それが結果につながるとは限りません。
できる限り少ない労力で最大限の結果を出すことが求められるでしょう。
これは会社でも同様だと思います。
労働時間だけ長くて、生産性が低くてはどうしようもありません。
会社でもブラック企業は非難されるべきだと思いますし、それがスポーツの世界でも同様です。
こういった間違いを指摘できるというのは、比較的最近のケースだとは思います。
昔は泣き寝入りするしかなかったのです。
しかし、当たり前のことが当たり前の時代になってきたのかなと思います。
今回のケースで言えば、大事には至っていないというのが救いです。
この罰走や素振りで怪我をしたら、本当に意味がありません。
しかし、何かが起こってからでは遅いのです。
学校側もきちんとした対応を取らなければ、その対応の不味さのしっぺ返しが来るということは理解しなければならないのかなと感じます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。