ロールオーバーという制度を知らなかった経理マンの話です。
2015年から株式投資を始めました。
そしてNISA口座で始めているので、5年経つとロールオーバー期間が終了するのです。
株を購入した当時は、一切そんなことは知りませんでした。
ということで、本日はNISAのロールオーバーについて記事を書きます。
結論:5年経つと非課税期間が終わってしまうので注意
NISAのロールオーバーとは
制度についてはSBI証券のページを参照下さい。
そもそもNISAとは、一定額までは、売却益や配当金に税金がかからない制度です。
一部、例外はあるものの、基本的にNISA口座は活用すべき制度です。
例えば、NISA口座で配当金が1,000円あれば、そのまま1,000円が入金されますが、通常の口座だと20%ちょいが引かれ、約800円の入金となってしまうのです。
これは売却時の利益も同様で、NISA口座の方がお得というわけです。
NISA導入の目的は、様々な人がより株式投資を始めやすくするということです。
ちなみにFXにもロールオーバーという制度があるようですが、私はFXはやったことがないので説明は割愛します。
NISAのロールオーバーとは非課税枠(2015年なら100万分)を次の5年後(2015年分は2020年)に引き継ぐことができるという制度です。
もしも、何も手続きをしないとなると、非課税枠ではなく、通常の株と同様になり、売却益や配当金の非課税がなくなるということになります。
ロールオーバーでの判断基準は、年末時点の時価です。
2015年に買った時は100万円で、2019年末に80万円になっていたら、2020年のNISA枠の内80万円が使われ、40万円分使えます。
これが、2015年100万だったものが130万円になっていたら、2020年の枠は全て使うことになります。
120万円が通常のNISAでの枠となりますが、ロールオーバーの場合はそれを上回っていてもOKです。
ここからまだ株価が上がると考えるなら、ロールオーバーした方がメリットがあるのかもしれません。
ただ、2020年の枠もあるので、一概には言えません。
2015年に投資を始めましたが、アベノミクスの影響もあって株価は非常に好調でした。
今年は米中の対立から値を下げることもあり、どこかでまた暴落が来るのではという思いもあります。
ということでロールオーバーという仕組みは知ったわけではありますが、ポジション整理しようかなという思いもある経理マンでした。
株式投資は自己責任で行いましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。