ホワイトコンサル代表ブログ(怠惰な経理マンの日常)

アラサー起業した経理マンの日常をつらつらと

【請求書】請求書1枚から広がる世界、経理は請求書のここを見る【YouTube動画あり】

【請求書】請求書1枚から広がる世界、経理は請求書のここを見る

【請求書】請求書1枚から広がる世界、経理は請求書のここを見る

たかが請求書、されど請求書を経理マンが解説します。

本日は請求書の基本と、経理はここを見るというポイントについて解説します。

ただの紙切れが、色々なものに変化します。

経理を始めたての方や、営業の方に特に参考になる内容だと思います。

請求書だけ持っていても、分からないことについては経理に質問しましょう。 

結論:5つのポイントで考えよう

請求書がないと支払は出来ない 

大前提として請求書がないものについては、支払が出来ません。

ただし、原本がまだだけど、先にPDFで送りますということなら可です。

超中小企業のオーナー社長が、請求書ないけどこれで払っとけと言われれば、仕方がないのですが、税務調査時に困ることが確定です。

ここで請求書のサンプルを貼っておきます。

請求書

社名の角印はいる?

相手の会社を証明するものが、角印ということになります。

社名の上に重ねて、押されているか印字されていることが多いです。

この角印は、法律上は請求書に必ず必要ではありません。(角印がなくとも請求書として有効)

しかし、エクセルやワードで請求書は簡単に作成が出来、本当の請求書を判断するためには角印は必要でしょう。

角印も読みにくいので、そこで偽造される可能性もゼロではありませんが。

一般的に角印は必要と考えましょう。(角印が黒字で印字されていてもOK、赤である必要はない)

 

消費税

消費税の記載も必須です。

全ての請求書が10%の消費税とは限りません。

コンビニで買い物をすれば、軽減税率の8%の商品もあります。

そして非課税という0%のものもあります。

例えば、〇〇会の会費などは非課税ということになります。

当たり前ですが、税込み金額で支払をします。(非課税なら、税抜そのまま)

 

サービス期間

意外と大事なのがサービスの提供期間です。

提供期間が長期に渡る(複数の月に跨る)ものなら、請求書に記載されているので確認をします。

例えば、コンサルティング利用料が20年9月分と記載されているなら、これは9月の費用になると考えられます。

これが20年4月~20年9月分が、1枚の請求書(請求金額90万円、税抜)で来たらどう考えるべきでしょうか。

会社の規模によって対応は変わります。

一番細かいパターンなら、毎月15万円ずつ費用として計上します。

ざっくりパターンなら、9月に請求書が来たなら、9月に90万円と一気に計上しても構いません。(4月に請求書が来て、4月に一括も可能)

 

ここで重要なのが自社の決算期です。

決算期とは何月スタートの、何月終わりかということです。

決算期が3月なら、4/1~翌年3/31までを1年とすることになります。

自分達の決算期が12月で、先程のコンサル費用が10月~3月分となっていたらどうするでしょうか。

これは継続性の原則で考えます。

要は毎回同じ処理でやるならOKということです。

厳密に考えるなら、10~12月分が当期で、1月~3月分が来期となります。

同じやり方でやるなら、10月に一括でやってもいいということです。(経理なら1つの処理で終わる方が、処理の量としては楽)

 

ちなみに請求日という請求書を発行した日などの日付がありますが、これはサービスの提供期間とはズレることがあるので、注意しましょう。

例えば請求日は10/1になっていて、サービス期間が9/1~9/30ということもあり得ます。

この場合なら9月の費用となるということです。

 

支払期限

忘れてはいけないのが、支払期限です。

いつまでに支払うかという期限になります。

ここで覚えていて欲しいのは、経理(会社)として支払はなるべく遅くしたいということです。

相手側としてはもちろん逆で、出来るなら早く入金してほしいとなります。

基本的には支払期限通りに支払うことになります。

支払期限が9/30となっていれば、当日に振り込まれる可能性が一番高いです。

しかし、それまでに支払の処理は終わらせておくことが普通なので、当日になってこれ振り込んで下さいは経理に嫌われます。

www.finance-accounting-value.com

振込先

そして振込先(銀行と支店、口座番号)があるかも確認ポイントです。

名義人についても、記載がないと支払がスムーズに行かない場合があります。

株式会社テラ代表取締役寺畑勇人という場合もあり、注意が必要です。

普通は株式会社テラなのでカ)テラとなります。(わかにくいですが、カ)が前株で、(カが後株です)

 

複数の銀行口座が記載してある場合、自社の手数料が少ない銀行が選ばれる可能性が高いです。

例えば、自社で三菱UFJの口座があるなら、振込先も三菱UFJを選べば同じ銀行なので振込手数料が安くなります。

 

ここを押さえておけば、とりあえずは安心だと思います。

補足として請求書を発行する場合には、請求書番号などで区別しておくことが一般的です。

 


コクヨ 請求書 ノーカーボン A5 タテ 15行 50組 ウ-312

 

動画版です。(請求書のサンプルとの比較があり、この部分は動画の方が見やすいかと思います。)

youtu.be

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。