社会人・大学生向けにTOEICを含めた英語の勉強について、重要なポイントを3つ紹介します。
最初に私の英語力について。
TOEIC800点越え、学生時代のセンター試験(2浪の時)は筆記198/200点でした。
センター198点は模試でも多分とったことがなく、正直マグレ要素もありました笑
現役や1浪時はたしかセンター7割程度だったので、2浪の時に英語力が伸びたと考えています。
そのポイントが下記になります。
①文法
中学の最初の学習は、文法からスタートします。しかし中学・高校の頃は一切意識していませんでした。
文法を意識し出したのは、予備校時代です。
当時の予備校には、九州で有名私立高校の教員だった方が、転職されていました。
有名私立高校なので、進学実績も当然あります。
その先生がおっしゃっていたのは、英語とは論理的な文章であるということです。
英語の一つのルールとして「抽象から具体」というルールがあります。
最初の文章で抽象的な言葉で表現し、その次の文章でそれを具体的に記述していくというものです。
その文章を正確に理解・英訳するために、文法の知識が必須なのです。
②発音=音読
第2のポイントは発音です。
読解用の文章を声に出さずに読んでみます。すると、読めない単語が現れます。
読めない単語は調べて、何回も読みます。(できれば正しい読み方で読んでくれるお手本があった方が、間違えたまま読み続けることがないため良い)
そうすることで、文法の理解も深まるし、コロケーションというこの単語はこんな風に使うというのが頭に残り、英作文の勉強にもなります。
好きな文章を見つけて、暗記できるくらい繰り返す。
これによって英語力がアップします。
受験生の頃に使用していた単語集は、Z会の速読英単語2上級編でした。
③過去問
これはTOEICやセンター試験でもそうですが、ひたすら過去問を繰り返し、自分なりに研究することです。
例えば、TOEICのリスニングのPART2では、質問の最初のwhenが聞き取れれば、答え方は何時という形になる可能性が高い。このようなパターンのストックを貯めることが得点につながります。
要は、出題者の意図は何かを考えるために、過去問を繰り返すことが有効であるというわけです。
社会人になってほとんど対策していない状態では、600点台だったTOEIC。
TOEICの場合は過去問がないので、公式問題集を繰り返すことで、800点台になりました。
TOEICの英単語の勉強は、本試験を徹底的に研究しているこの本を使用しました。
まとめ
英語を学習する際に、重要なのは、文法・発音を理解し、過去問から出題者の意図を考えて勉強することです。
ただしTOEIC対策だけをやっても、英会話ができるようになる訳ではありません。
目標設定とそこに向かうモチベーションを整理した上で、英語の勉強をスタートしましょう。