他人と自分を比べても、得るものはほとんどないという話。
他人と比べるなという当たり前の話を、自分自身の経験を踏まえてします。
他人と比べることがなくなると、自分の課題にしっかりと向き合うことができるようになります。
なんでも比べてみたくなる気持ちをちょっと押さえると、視野が広がるのでオススメです。
結論:他人と比べるのではなく、過去の自分と比べると成長できる
他人と比べるのを止めた理由
私が他人と比べることを止めたのは、予備校時代です。
私が通っていた予備校にはコースとクラスがあり、国立文系は3クラスあって、賢い・普通・あんまりの3種でした。
模試の成績が出ると、同じクラスの人と比べたがる人がいましたが、それって意味あるのかなと思っていました。
また、予備校の寮に入っていたので、寮でも意味もなく他人と比べている人が多く、なんかおかしいよなぁと感じていました。
なぜなら最終的には、試験って他者よりも1点でも多く点を取ることが目標と言えるのかもしれませんが、自分が他者の成績を下げることは不可能です。
つまり、自分自身の頑張りの結果として、合格=目的が果たせるので、他者と比較することに意味はないと思ったからです。
ライバルを作って、そのライバルに絶対に負けないと思ってモチベーションが維持できるのであれば効果もあるのかもしれませんが、ライバルの学力は、基本的に自分のコントロール外のことです。
じゃあどうする?
他人の動向に気を使う必要はなく、過去の自分よりも成長していればそれでいいと思います。
社会人になっても、同期同士の会話でボーナスいくらだった?なんて会話があったりしますが、これも不毛な話だと思ってしまいます。
他人と比較すれば、上を見ればキリがないし、下を見ても同様にキリがないのです。
戦うべきなのは過去の自分です。
過去の自分と比較して、成長しているかどうかは定期的に確認する必要があるのかなと思います。
マウントという言葉がありますが、この言葉は自分が他人よりも優位でありたいという願望から来ていると思います。
人間の心理の動きとしての、優越感が存在することは認めて、その上で自分の比較対象は過去の自分にするのがいいのかなぁと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。