社会人の年齢と敬語問題について考えます。
新卒で入る会社なら、全員が基本的には年上であり、敬語を常に使えばOKです。
もちろん、大学院卒と学部卒では2年離れていて、院卒の人が新卒で入って、一年前に学部卒がいるとすると、年下の先輩となります。
それが転職による中途入社になると、さらに複雑になります。
本日はそんな敬語の話です。
結論:誰にでも敬語を使うほうがいい気がする
年齢と敬語の関係
新卒の新入社員なら、誰にでも敬語を使います。
2年目になったら、新入社員には敬語は使わないでしょう。
そういう意味では、新卒で入った会社なら、ある程度悩まずに敬語を使えるのではないでしょうか。
一方、中途の場合、それが面倒くさいような気がします。
中途で入社すると、当然ながら自分よりも年上の人もいるし、年下の人もいます。
その会社での社歴が重要なのか、単純に年齢が重要なのかは会社によって違うでしょう。
個人的には敬語を使うのって面倒です。
会議みたいに、色々な人がいる場合には敬語でいいと思うのですが、そうではない軽い会話の時にはフランクな感じがいいと思っています。
そもそも、会社という枠がなければ、赤の他人です。
会社では社長でも、外に出ればただの年上の人ということもあるでしょう。
そう考えると、年齢を基準に、自分よりも年上の人には敬語を使うという考え方もできます。
やっかいなのは、年下だけど上司というパターンではないでしょうか。
当然、上司なので敬語を使うことになりますが、年齢としては下です。
それでいて年下の上司が偉そうな態度なら、ストレスが溜まりそうです。
ここで既にご存知かもしれませんが、面白いブログを紹介です。
強引に要約すると「上から目線」にこだわっているから、気になるという話です。
ここから学ぶべきなのは、伝え方によって損をしてしまうということです。
上記の、年下の上司が偉そうにして、部下がやる気をなくすのは、もったいないストーリーなのです。
じゃあどうするかという結論ですが、私は誰にでも敬語を使うやり方もありかなと思います。
敬語にこだわるがゆえに、それが気になるという人が発生してしまうのです。
誰にでも敬語を使って、それが嫌という人もいるでしょうが、そう伝えてくる人にはフランクな感じでいいでしょう。
逆に、フランクな感じが嫌だから、敬語にしてなんて言える人は中々いないでしょう。
同じ会社に属しているのだから、ある意味で対等なのです。
もちろん、役職に違いはあるでしょうが、社長と平社員でもそこに敬意は必要だと思います。
より人材の流動性の高くなる時代で、敬意の概念も変わってくるでしょう。
同期という言葉も意味がなくなってくるのかもしれません。
ということで、今回は誰にでも敬語を使うという考えもあるという考えを紹介しました。
ちなみに、外部の人とは最初はきちんとした敬語を使うべきだと思います。
今までタメ口だったのに、急に敬語になっても怖いので、活用のポイントは考えないといけませんが、誰しも対等という考え方は大事になるのかなと感じています。
敬語の使い方が面白いほど身につく本ーーあなたの評価を下げている原因は「過剰」「マニュアル」「繰り返し」 (ビジネスベーシック「超解」シリーズ)
ここまでお読みいただきありがとうございました。