本の内容も、それに付随する部分もかなり本質的だと感じました。
マコなり社長の2019年2月という初期の方の動画でも紹介されていた本を読んだので、内容をアウトプットします。
【3分要点】まさか読んでない?伝説のマーケ本「ハイパワーマーケティング」
https://www.youtube.com/watch?v=oCcimWXvUgo
本の内容で、特に印象に残った部分のみのまとめです。
気になった方は購入して、自分の気づきにしてみてはいかがでしょうか。
2005年の本ですが、内容は非常に参考になります。
もちろん、最新のトレンドではなく、どちらかというと抽象的なマーケティングにおける心構えを学べる本です。
最近読んだ本だと、シュガーマンの本も面白かったです。
www.finance-accounting-value.com
結論:本の内容も素晴らしいし、マコなり社長の動画もよくまとまっている
ハイパワー・マーケティング:ジェイ・エイブラハム (著)
本書は2部構成になっており、まずは現状を最大限にして、その後の第2部でそれをかけ合わせて更に増やすとしています。
第1部:今あるものを最大限に増やす
1章:クライアントに対し特別の利益やメリットを示す
独自の売り=USP(ユニーク・セリング・プロポジション)が大事
2章:見過ごされている大きなチャンス、ブレイクスルー
隠れたチャンスを発見せよ
3章:クライアントはなぜあなたから購入する?、競争相手との違いなどを知る50の質問
4章:卓越の戦略、自分ではなく相手に合わせる
クライアントは大切な友人
5章:邪魔なハードルを下げたり、取り除くことが大事
6章:USPは大きな約束で、常に果たすべきもの
7章:常に優位に立つ
リスクなし以上の保証(BTRF)、リスクがなければ購入に踏み切れる
8章:クライアントが望む最終結果とは?
クライアントの心理を常に考える
9章:テストを繰り返す
第2部:最大限にしたものをさらに増やす
10章:ジョイント・ベンチャー(協業する)会社を利用する
11章:紹介システム(顧客属性のリサーチ)
12章:一時的な中断で再開がなくなる
13章:ダイレクトメールは見出しが重要
14章:人物像を具体的に特定
15章:テレマーケティングの有用性
16章:付き合いやコミュニケーションを増やし、顧客との関係を強固にする
17章:目標を単純な手順に分ける
18章:成功体験を研究する、成功に上限はない
19章:自分にとっての成功の定義とは?
感想
具体例も多く、読みやすい本となっています。
あっという間に読み終えました。
テレマーケティングの部分とかは自分には参考になりませんでしたが、総じて面白い本でした。
この本の内容を抽象化すると、自分の都合ではなく、顧客の望むものが全てです。
そのために自分が選ばれる理由(強み)とは?という答えとして、USP(自分の独自の強み)が出てきます。
顧客のどんな要求にどう答えるかという、ある種王道とも言える問いですが、自分にはこの部分が新鮮に思えました。
これって就職活動などでも同じで、その会社の求める能力や姿勢が分かっていないと、攻略が非常に難しいです。
それが分かれば、自分のどういう部分を押し出せばよいかがわかり、攻略の難易度がかなり下がるのではないでしょうか。
逆のアプローチなら、自分の強みを徹底的に分析します。
それが活かせる業界はどこかを探っていくという観点もありそうです。
理想は自分の強み(自分の会社)が、市場のブルーオーシャンに合致していれば、最強です。
ポケモンで言うところの、草タイプに炎が効果が抜群なのと同じです。
自分が炎タイプなら、草タイプの相手(市場)を探すというイメージです。
相手が草タイプと分かっているが炎タイプの技がないなら、なるべく炎タイプの技を探して覚えるということです。
もちろん、相手を倒すという意味においてはということだけ注意。
改めて本を読んで感じたのは、マコなり社長の動画がよくまとまっているということです。
もちろん本も読めば、具体的な事例で学びになる部分が多いです。
動画だけでも、実践することが可能なのだと実感しました。(これから本を読まないという意味ではなく)
これがマコなり社長の初期の方の動画なので、やっぱり昔から際立っていたんだと思わされました。
動画の方の再生数自体は10万再生になっておらず、マコなり社長の動画の中では少ない部類です(当然9万再生はめっちゃすごい)が、学びは大きいです。
どんな時でも相手を優先するのが卓越論と表現していますが、このテーマは他の動画でもよく語られることでもあります。
確かに自分で考えて発信するという行為は、自分のしたいことが中心になってしまいがちですが、結局のところ相手がどう思うかがポイントです。
改めて気づきを得たので、情報発信の際には相手がどう受け取るか(どんなことに興味があるのか)を考えるクセを忘れないようします。
具体的には発信する前に、今一度これを確認するようにします。
本は買いたくない方でも、マコなり社長の動画だけでも見れば気づきがあるかと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。