社畜という言葉にびくっとする経理マンが、社会人は最初の会社が重要ということを語ります。
私の新卒で入った会社は、少なくとも経理部はハードな環境でした。
転職して、比較的残業時間も減り、楽にはなったのですが、ふとした瞬間に社畜根性が抜けないなぁと思いました。
やっぱり初めての会社というのが、今後の社会人生活の基準となるので、非常に意味が大きいように思えます。
今日は、社畜根性と会社に対しての考え方について語ります。
結論:会社はいつか辞めるものなので、空気なんて読まなくていい
会社の常識・非常識
何度か書いていますが、新卒で入った会社の経理は大変でした。
いきなり、ハードな環境に放り込まれて、かなり疲れました。
一方でその環境だからこそ、成長できたという実感もあります。
最初の会社で嫌だったことは下記があります。
- 月に一度はタクシーで帰宅(終電後まで残業)
- 四半期決算で80時間残業
- 当然ながら有給もとりにくい空気
- つまらない飲み会の幹事を任される
本当に思い出したくない過去ですが、ここで形成された社畜根性は中々抜けません。
転職して、有給も取れるようになったのですが、平日に休みをとって何もしないでダラダラするのが、何か悪いことをしているかのように思えました。
会社のメールもチェックしてしまったりして、休みをとっているのに何か楽しめないということも感じました。
この理由は、やはり最初の会社での経験が強いのだろうと思います。
しかし、一度会社を辞めて思うことは、会社なんて単なる生活のための手段に過ぎないということです。
どこかの会社の社長も、会社を出れば只のおっさんに過ぎず、なんでもない人です。
会社という組織があるから、偉そうにできるだけであって、ほとんどの社長は街中でも存在感があるとは思いません。(そもそも街中にはいないのかもしれませんが笑)
組織にはルールがありますが、それはその会社でしか通用しないようなものもあり、ある会社での常識が、別の会社では非常識になるということもあり得ます。
社畜根性からの脱出
社畜根性から脱出するのは、会社に期待するなという気持ちなのかもしれません。
また、会社に勤めている人は、いつかその会社を必ず辞めます。
会社を辞める人は多々いますが、ほとんどすぐに忘れられてしまい、会社は動き続けます。
ほとんどの場合、一人が辞めても仕事は回るし、回らないなら会社が悪いのです。
有給のような制度は労働者の権利なのだから、気兼ねなく使えばいいと思うのです。
残業時間だって、極端に多いなら、人員を増やすべきだし、生産性も上がりません。
会社のために働くわけではなく、自分のために働いているのです。
ただし、経営者からすると、安い賃金でサービス残業をさせたり、有給も使わせない方が、より安価に労働力を確保できるため、魅力的に映るかもしれません。
しかし、そんな企業はこれから必ず淘汰されると思います。
自分はそんなに責任感の強い人間ではありませんが、ある種会社に毒された部分もあると思います。
責任感の強い人ならなおさら、俺がやらないとなんて思ってしまうかもしれません。
会社はいつか辞めるものなので気楽に行きましょうという話でした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。