10年前くらいに購入して、未だに捨てられないくらい素晴らしい本を紹介します。
本棚を整理していると、とある本がありました。
それが 東大家庭教師が教える頭が良くなる思考法(吉永賢一)です。
これを買ったのは約10年前なのですが、今回ノートに本のまとめを作ってみることに。
まとめた後は捨てようかなと一瞬思いましたが、なんか捨てるのもなぁと思い置いておくことに。
本日はこの本のまとめを書いていきます。
結論:良い思考とは見抜く→決める→やるのステップから生まれる
本の要約と感想
以下が本の要約です。
悪い思考をやめ、良い思考をするがテーマ
①コントロール内/コントロール外があり、コントロール外のことには手を出さない(自分では変えられないことにこだわらない)
②良い思考とは「見抜く→決める→やる」から生まれる
③見抜くことが大事
決める→やるを繰り返しても意味がない
「消したい悩み」と「手に入れたいもの」を書き出す
④手に入れたいものは5つの欲求(マズロー)から考えるとスムーズ
1.生存、2.安心、3.所属、4.承認、5.自己実現
ひとつだけ選ぶことが大事で、かつ大きな問題にすれば大は小を兼ねる
手に入れたいものより悩みを優先して解決する、具体化することも大切
⑤決める時に4つのルールがある
1.コントロール内である、2.期限が長いものは分割する、3.ローリスク(再現性も確認)、4.長期的な利益を重視
⑥やる時に気を付けること
期限とレベルの基準を作っておく、細かく記録する、習慣化する
⑦感情に支配されるな、以下のような間違いのケースがあり得る
1.勘違い、2.条件不足、3.条件過多、4.掘り下げ不足、5.妄想
⑧因果関係を捉える習慣が大事(本物の努力とは)
1.結果が出ていることを、やめない努力
2.結果が出ないことを、やめる努力
3.結果が出ることを、はじめる努力
4.結果が出ないことを、はじめない努力
感想
特に、生活で意識しているのはコントロール内かコントロール外かという部分です。
コントロールできないことにこだわっても仕方がありません。
もちろん、今日コントロール外のことが、明日には変わっている可能性はあります。
久しぶりに読んでもなるほどな~と思える内容です。
この思考法メソッドで、無駄に悩むことが少なくなったように思います。
結局は、目標が具体化できないからこそ、それに対してアクションができないのかなと思います。
今までに読んできた本の中で、ベスト10に入る本かなぁと思えるくらいいい本だと思うので、読んでみてはいかがでしょうか。
※断捨離の目的で捨てました。
著者の名前で検索すると変なページが出てきて、少し残念な気持ちになりました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。