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【幸せ】幸福の計算式を読んで、改めてデータから考えることの大切さを知ったという話

【幸せ】幸福の計算式を読んで、改めてデータから考えることの大切さを知ったという話

【幸せ】幸福の計算式を読んで、改めてデータから考えることの大切さを知ったという話

最初は読みにくいと感じたけど、読んでみて面白かった本です。

今回紹介するのは、幸福の計算式という本です。

副題は、結婚初年度の「幸福」の値段は2,500万円!?というキャッチーなフレーズです。

幸福を数値化しようという目的もあり、書かれたという本。 

非常に面白かったので紹介します。

社会人をやっていると、幸せって何だろうと考える瞬間が多くなるような気がします。

幸せを調査や数字から考えた本で、う~んとなる人も多いでしょうが、私は面白いと感じました。

結論:幸福は永遠ではなく、幸福にしてくれるものを失うと苦しむ

幸福の計算式:結婚初年度の「幸福」の値段は2,500万円!?

この本の著者は、ニック・ポータヴィー氏で、訳は阿部直子氏です。


幸福の計算式 結婚初年度の「幸福」の値段は2500万円! ?

この本も海外の方が書かれているということもあり、話があちこち飛んでやや読みにくさはあります。

そして研究者の名前がとにかくたくさん出てきて、研究者の生い立ち部分も少し書いてあり、このあたりは読み飛ばしました。

本の最初には下記の言葉があります。

幸福とは、望んだものを手に入れることではなく、もっているものを望んでいる状態のことだ。(ラビ・ハイマン・シャハテル)

以下、本の独自要約です。

第1章:幸福の探求 

「どのように生きても、すべての手に入れることはできない」なら、どうすべきか

経済学者は、自身の選択に従ってベストを尽くすしかないと言う

「ピーク・エンドの法則」→過去の経験は、楽しかったことも不快だったことも、そのピーク時と終了時の様子によって判断されるという理論(費やした時間ではない)

本書は、必ず幸せにしてくれることの可能性を求める過程についての本

決断のほとんどは機会費用がつきまとう(何かを選ぶことは、何かを諦めること)

第2章:幸福と科学の関係

幸せな人は長生きする

「貧乏であることは、実際には相対的なものである」

私たちの決断は、自身の絶対的な生活水準よりも、生きている環境(他者との比較)に影響される

 

第3章:お金で愛は買えないが、幸せなら買えるのだろうか?

裕福な人は貧しい人よりもずっと幸福(お金は人を幸せにする)

しかし、社会全体が豊かになっても全員が幸せになるわけではない

人はお金持ちになりたいのではなく、他人よりも金持ちになりたい

人々は近くに住んでいる人の収入をもっとも気にする

 

第4章:お金で買えないものの値段:パート1

外向性、協調性、誠実さ、経験への開放性のいずれかを生まれつきもつ人は、そうでない人と比べて人生に対する満足度や幸福度がとても高い傾向がある

神経症的傾向(怒り、不安、自意識過剰など)を持つ人は逆

疑似相関に注意

 

第5章:お金で買えないものの値段:パート2

宝くじに当選した時の精神面へのプラスの影響は遅れてやってくる(自分で働いたお金は費やした時間があり当然だと考えるが、宝くじはそうではないから)

高収入の人を不幸にしているのは、長い労働時間などではなく、他人との関わりの欠如

結婚、出産、離婚などの出来事は数値化できる

 

第6章:時は本当にすべての傷を癒やしてくれるだろうか?

人生で起こることは、いいことも悪いことも永遠には続かない

「男の人生でもっとも幸せなのは、最初の離婚の直後」

ただし、失業の場合は順応するのに時間がかかるし、通勤時間によってもたらされるストレスや不快感には全く順応できない

勝利は今までの敗北の埋め合わせにはならない(損失回避)

お金で幸せは買えるが、それは一瞬

結婚の幸せは2年で慣れるし、子供が生まれた喜びも1年で慣れる(人はマイナスの感情より、プラスの感情のほうにずっとなれやすい)

時は、常に注目を必要としない傷だけを完全に癒やす

 

第7章:「自分だけじゃない」

犯罪率が高い地域では、低い地域に比べて犯罪の犠牲者はそれほど傷つかない(「自分だけじゃない」と思えたら、その傷は浅くなる)

意味のある社会的同一性についてもはっきりさせておくと、意図的に作られた基準は人々の行動を確実に改善させる

 

第8章:フォーカス幻想

子供がいることで夫婦関係に対する満足度が下がる

人は他人からよく見られようとするために、良い行いは過大報告し、よくない行いは過小報告する

何かにたくさんの代償を払ったら、見返りに幸福が与えられると信じてしまう

道徳的な理論づけは、問題となる出来事の性質をすでに判断してしまったあとになって行われることが多い

頻度の低いプラスの感情よりも、よくあるマイナスの感情に注意が向かってしまう

 

第9章:なぜ、私たちは幸せにならなければならないのか?

ゴッホのようなケースもあり、幸せではなくとも成功するケースはある

1.6km圏内に住んでいる友人が幸せになれば、自分自身の幸福度も25%増す

幸せの伝授は関係の深さよりも接触の頻度(物理的に近いこと)に左右される

 

第10章:幸福を決めるのは誰か?

ブータンの例もあり、政府が幸福に関する政策を行って成功したケースもある

選択の自由がある方を人は選ぶ(フレーミング効果)

現状維持バイアス(モンティー・ホール問題)

人は利益を見送ることは損失を認識するよりも辛くないと考える

 

第11章:おかしな話だが…

ブッダの教え

幸福は永遠ではなく、幸福を追求すること自体が苦しみ

欲望が苦しみを生む、幸福とは必要が十分に満たされた心の状態に過ぎず、心は努力と時間を費やせば鍛えられる

釈迦は常に正しかった

 

感想とアクションプラン

最後はブッダの教えにたどり着いたのは、少し意外でした。

ただ、これはそれほど驚くことでもないのでしょう。

マコなり社長も動画でよく言っているように、執着することが人を不幸にするのです。

他人と比較し、自分がそこに達している or いないで物事を図っても、終わりがありません。

やはり執着を捨てることが、大事なのでしょう。

そして、この本に出てくるデータは興味深いものが多かったです。(結婚とか出産の喜びをお金に換算するなど)

やはりデータに従って、判断していこうと改めて思いました。

そして、ネガティブな自分とは関係のないニュース(芸能人の不倫や不仲、つまらない争いなど)とは距離を置こうと思いました。(Yahooニュースなどは、コメント含め本当に時間の無駄ですね)

少し読みにくい部分もありましたが、買って良かったと思える本でした。

オススメです。 

 

幸福の計算式 結婚初年度の「幸福」の値段は2500万円! ?

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。