株式会社識学について少しだけ調べてみたという話です。
一部では有名な年収チャンネルの株本氏がきっかけで、高野秀敏氏を知りました。
その高野氏のYouTubeもよく見ているのですが、識学の安藤社長を呼んで対談をしている動画がアップロードされています。
識学という会社は知っていたのですが、中身については全く知らず、この動画で少し理解しました。
なるほどと思ったのと同時に、もっと知りたいと思い少しだけ調べてみたという話です。
結論:利益率の高いビジネス、考え方は興味深い
高野秀敏氏とは
そもそも高野氏とはというところから、話をしていこうと思います。
私が知ったのは、年収チャンネルの株本氏の動画がきっかけです。
株本氏は、高野氏のことを人事系のすごい人というような感じで表現していました。
高野氏はインテリジェンス出身で、キープレイヤーズという会社を立ち上げ、ベンチャー向けの人材紹介業をしています。
さらにはエンジェル投資家として、ベンチャーへの投資もしているようです。
詳しくはこちらから
話し方が非常に知性を感じさせるということもありますし、落ち着いた喋りが好きです。
識学の動画
今回紹介するのは株式会社識学の動画です。
動画には識学の代表取締役社長の安藤広大氏が出演しています。
株式会社識学は2015年に設立され、2019年2月に上場を果たした会社です。
事業内容としては、「識学」を使った経営、組織コンサルティングで、識学という理論がベースの会社となります。
IPO時の資料によれば、株式会社キープレイヤーズは、識学の株主だったようで、そのつながりでこの動画となったのでしょう。
今回の動画のポイント
- 識学は意識構造の理論
- 組織におけるパフォーマンスの低下は、誤解や錯覚から起きる
- 今まであった常識を覆すので、胡散臭い・怪しいと言われることがある
- スポーツチームにも識学の理論が運用できる
- 2019年上場会社の10%が識学を採用
- 識学では、社長と社員の飲み会はNGとしている
- 識学で曖昧な部分を排除し、成果に基づいた評価をするので、辞める人もいる
- 識学と軍隊はピラミッド型ということで共通点もあるが、暴力や感情的な圧力という意味では異なる(識学では否定)
この他にも識学社長との動画はもう一つあります。
こちらではモチベーションは会社が上げるものではないとか、手伝うというワードが危険とか、上司は社員に尊敬される存在である必要はないなど、本当に常識が否定される感じです。
ちなみに識学の特徴として下記と、決算説明資料では説明されています。
- 一般的な研修と比較して、経営陣・幹部層がメイン
- マンツーマン
- 努力は評価しない
- 現場との距離感は遠目
直近の決算期の予想としては、売上18億、営業利益2.8億としています。
コンサル会社というのは、比較的利益率が高めと言えますが、識学も営業利益率約16%となっています。
講師によって単価が異なるようで、役員の講師率が徐々に下がっているようです。(識学の理想だけ言えば、単価が高い講師に動いてもらう方が収益が大きくなる、講師数100名体制を目指している)
グーグルマップの口コミでは
- 電話がしつこい
- 導入しても意味がない
などの声もあるようです。
個人的には、組織論には興味があって、識学も面白そうだと感じました。
一度、本を読んで識学の考え方を理解してみようと思いました。
もちろん、自分の会社で識学が採用されることはないでしょうが。
本を読んだので、簡単なレビューを書いています。
www.finance-accounting-value.com
課長編も面白かったです。
www.finance-accounting-value.com
ここまでお読みいただきありがとうございました。