検索しようとして、何を検索するか忘れてしまう経理マンが考えます。
仕事でもプライベートでも、PCで作業していると、わからない言葉が出てきて検索することが多いです。
毎日、Googleで検索しているような気がします。
このブログもやっていることもあり、検索について考えることが多いです。
今回は少し答えがまだ自分の中でも、固まっていない内容ですが、書くことで具体化する部分もあると思うので、書いてみます。
結論:ウェブで検索する時にはニーズが言語化されているが、そうでないものを考える
GoogleやYahooに何を訊く?
一口に検索と言っても、目的は様々です。
私が、昔聞いた言葉に「とは検索」というものがあります。
これは、~とはというキーワードで検索して、その言葉を調べるという意味です。
例えば、「AI創薬とは」とか「重要物流道路とは」という言葉を検索窓に打ち込んで結果を確認するという形です。
こうやって検索すると、その言葉の定義や意味を説明しているサイトに巡り会えるということです。
この「とは検索」では、その言葉の意味を理解したい時に使用します。
2つ目の検索は、ニーズです。
例えば、「メンズ 脱毛 おすすめ」や「経理 残業 多い」などというように、自分の知りたい領域について検索して、そのことが書かれているサイトを探すということです。
もちろん、この領域は狭くすることも可能で、最初の例をより狭くするなら、「ゴリラクリニック 脱毛 評判」として、個別のクリニックの評判を探すことも可能です。
こちらは、求めている情報が見つからない可能性もあります。
しかし、これだけ情報が溢れている時代なので、今なかったとしても、来月には出てきている可能性もあるでしょう。
こちらのニーズの検索については、私もよく利用していて、複数のキーワードを使い知りたい情報を調べています。
可能なら公式情報ではない情報に出会いたい、という欲求の現れとも言えるでしょう。
なぜなら、公式情報というのは普通、自らのいい面しか公表していないからです。
インターネットの世界では、自分で出したい情報とそうでないネガティブな情報を選別することができます。
従って、ダメ人間を自称する人でなければ、自らのポジティブな面しか発信しないケースが多いわけです。
とりあえず口コミを見てみようという心理は、こういったところから生まれるのかなと思います。
ただし、逆にそういった心理を利用して、サクラの口コミも存在しますし、需要が集まると不誠実なやり方で利益を得ようという意思も出てきます。
そして、最後の検索とは、ニーズが言語化されていないものを調べるということです。
これはAIの領域とも言えるかもしれませんが、この検索も需要はあると思います。
先程のニーズの検索というのは、自らのニーズが言語化されています。(例えば、脱毛したいとか、経理の残業時間を知りたいとか)
この検索はまだ言語化できていないものを、AIなどが提案してくれるというものです。
これはある意味では、営業にも通じるところがあると思っています。
営業の売る商品は、不信・不要・不適・不急の4つの壁を超える必要があるというnoteを見ました。
商品を売る際には、お客さんに明確なニーズがあって、営業と会うケースとそうでないケースがあります。
お客にニーズがないけど、営業がそのニーズを提案して受け入れてくれれば、それに越したことはありません。
つまりニーズを営業が作り出すと言ってもいいでしょう。
それと同じような仕組みがAIの検索提案です。
自分の興味のある分野・情報を入力すると、自分が欲しがるであろう情報をGoogleやYahooが持ってくるというものです。
似たような仕組みは既にニュースやYouTubeにもあって、自分の興味のありそうなものを自動提案してくるのです。
今後はニュースなどだけでなく、検索でも検索窓を開いて少し放置していると、興味のありそうなキーワードが自動で入力され、ページが表示されるという時代になるのかもしれません。
かなり難易度は高いでしょうし、検索ワードでさえ自分で決められないというのは少し変な気もしますが、そういうモードがあってもいいのかなと思います。
私がこのAI検索を望む理由は、検索しようとして「何調べようとしてたっけ?」となる状態から開放されるということもあります。
将来的には、検索も有料化されるのではなんて思ったりもします。
今の無料で何でも検索できて、有用な情報がたくさん手に入るということが実は貴重なのかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。