AIが資格の代わりになる時代が来ると思っています。
資格というのは、いつの時代もあればプラスになるものだと思いますが、その前提が変わってくるのではという話です。
それがいつになるかということが、重要ですが、10年もかからないのかもしれません。
本日は、AIの脅威と資格について考えてみます。
結論:知識の蓄積ではなく、知識の活用力が問われる
資格=強み
自分は就活する時に、エントリーシートには自動車運転免許しか書くものがありませんでした。
日商簿記の3級は取得していましたが、書くようなレベルではないと思い、書いていませんでした。
就活の時のエントリーシートに書くような資格としては下記があると思います。
- 運転免許
- 簿記
- TOEIC
- 宅建
- FP
- 情報処理技術者
こういった資格は少なくともマイナスにはなりません。
ポイントとしては大きくはないかもしれませんが、わずかにプラスに働くイメージです。
もちろん、会計士や税理士などの難関資格であれば、そうではないですが、資格をとることはゴールではありません。
あくまでも自分の知識を試す機会として、普通の資格はあるのかなと思います。
これからの資格
以上が、これまでの資格についての感想です。
ここからは、これからの資格について語ります。
結論から言うと、資格というものがなくなっていくのではと思います。
例えば、運転免許制度は、自動運転によってなくなるでしょう。
簿記の知識だって、機械に覚えさせて人間が処理しないという可能性が高いです。
会計士や税理士、弁護士などの難関資格でさえ、AIにとって変わられるでしょう。
もちろん、難関資格ほどその淘汰のスピードは遅いと思われますが。
語学の分野も同様で、グーグル翻訳の精度はどんどん上がって、アレクサがどんな言語でも同時通訳してくれるでしょう。
そうなれば、TOEICの点数なんてなんの意味もないし、大学の学部も変わっていくでしょう。
その淘汰のスピードが測れないため、資格というものがまだまだ必要とされるとは言えますが、将来的には資格不要になるでしょう。
資格のスクールを営んでいる会社だって、存在価値がなくなります。
そんな時代にあって求められるのは、知識の蓄積ではなく、知識の活用力なのではと思います。
これは会社でもよく言われることですが、なんでも自分で解決できることを目指すのではなく、この分野はあの人に訊けば分かるという引き出しを増やそうという考え方です。
知識の量では、機械に勝つことは不可能です。
だから、知識をどう活用するかに焦点が当たるのではないかと思います。
とは言うものの、全ての分野でAI化が進むなら、例えばAという事象とBという事象の共通項もAIが見つけてしまいます。
つまり、人間がやることは、AIに条件を定義することだけになるのかもしれません。
ステップとしては、知識の蓄積の部分からAI化され、その後に応用的な動きがAI化されるのかなと思います。
5年後でさえ、読めない世の中なら、今の瞬間を存分に楽しみたいという気もしてきます笑
テクノロジーの進化は楽しみな一方、怖さも秘めているのかなと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。