若いからという理由だけで、幹事をやらされる経理マンが飲み会の押さえておくべきお金のポイントを語ります。
新社会人の方、会社の飲み会の幹事やったことがありますか?
まだやったことがない人は、幹事をやらされる可能性が非常に高いです。
なぜなら、幹事を自発的にやりたい人が少ないからです。
若いからという理由で幹事が回ってきます。
そんな時のために、飲み会の幹事で何度も失敗した私からのアドバイスを贈ります。
重要なお金にまつわる部分から書き、マナー的な部分についても最後に書いています。
幹事でなくても知っておけば、選択肢が増えると思います。
書きながら気がついたのは、過去にも同じテーマで書いていたことです。(※今回はお金に論点ということにしておきます)
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結論:会費と精算がポイント、マナーには正解がない
飲み会のお金のポイント
まずは会費となる予算と日程です。
基本は飲放題付きが安心で、値段は4,000円~5,000円程度のコースが目安でしょう。
予算の相場は、しっかりと上司に確認しておきましょう。
日程に関しても、まず偉い人のスケジュールを押さえて動くと無駄が少ないです。
予算を決めたらお店を選びましょう。
お店が選べるというのが、幹事の数少ない特権の一つです。(お店が指定されているケースもあり)
しかし、予算が決まっているので、選択肢はそれほど多くはないはずです。
値段とサービスはほぼ比例するので、あまり深く考えすぎないようにしましょう。(値段が安くて、サービスがいいお店が理想ですが、そんなお店は予約で埋まっている可能性が高い)
私は、帰りの電車に早く乗れるよう、駅チカの店を選んでいました。
そして会費の徴収です。
これは先に集めておくパターンと、後で請求するパターンがあります。
役職によって値段が違うのが、一般的なのでこの当りの傾斜についても上司に確認した上で参加者に連絡をしましょう。(出席者の中で部長が一番偉いなら、部長が一番多く払うシステム、平社員が一番安い)
例えば、料金が一人5,000円で、部長は8,000円、次長は7,000円で...平が2,000円みたいな要領です。
多分これって銀行出身の人が特にそういう傾斜に、こだわりを持っていると思います。
以前の、経理部長に銀行マンが来たらどうなるという話にも書いています。
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いづれにしても、カードで支払することも可能です。(飲み会の翌日以降に徴収するならカード一択)
カードならポイントがつくというのが、最後の幹事の特権でしょう。(一人5,000円で20人参加なら、10万円の支払でポイント1%なら1,000円が幹事の手間賃)
会計は終了の10分前とかに先に済ませておくと、よりスムーズで評価が上がるでしょう。
飲み放題は2時間が多いですから、1.5時間経過のラストオーダーが終わって金額が確定してからとなります。
会計時のレシートは、後で精算場合のメールに添付するというルールもあったりします。(結局いくらかかったのかを知りたい人がいる?)
レシートではなく、領収証がいいという場合もあります。
レシートがあれば、後日領収証と交換してくれます。
私も交換しに、後日行ったことがあります。
領収証には〇〇株式会社と書いてもらいましょう。(これが後株というやつ)
上様って書いてもらったら、上司に怒られたことがあります。
マナー編
一番大事なマナーは、乾杯の挨拶と締めの挨拶を偉い人に事前に頼んでおくという点です。
これを知らずに怒られそうになったことがあります。
そもそもそんな挨拶の内容なんて、今でも覚えているものは皆無なので、誰も聴いていないでFAです。
2回挨拶があるので、一番偉い人と二番目に偉い人に依頼しましょう。(役員とか本部長とか部長など)
歓送迎会の場合、途中で挨拶をしてもらうのも忘れないようにしましょう。
こちらも事前にちょこっと言っておけば安心です。(こういうのは言わなくても準備してる人が多い気がする)
次の日の朝は、昨日はありがとうございました!という挨拶をするという文化もあります。
これは感覚的に、楽しい人と飲んだらありがとうって言いたくなる気がします。
そうでもないただの飲み会もあって、そんな時は適当に済ませたいですね。
マナーには絶対的な正解がないのが面倒くさいところで、「そういうのいいよ」なんて言う人もいれば、やらないと勝手に怒る人もいるものです。
マナーには明確な正解はありませんが、お金は分かりやすいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。