残念なニュースではありますが、また元気な姿を見せて頂きたいという話です。
私が個人的に好きな経営者として、松本晃氏がいます。
J&J、カルビーやライザップといった会社の代表取締役を務めて、成果を残した方です。
何気なく開示ニュースを見ていると、社外取締役退任のリリースが何社か出ていました。
どうやら体調不良で、数社の取締役を退任するようです。
本日はそんなニュースを紹介します。
結論：体調不良が原因で退任
2020年3月に退任
改めて説明するまでもないかもしれませんが、松本晃氏の経歴等については過去の記事もご参考にして下さい。
www.finance-accounting-value.com
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そんな松本晃氏ですが、何社か上場企業の社外取締役も務めておられたようです。
しかし、健康上の理由から退任されています。
このニュースを知ったのは、東証の開示リリースページです。
ただし、このページは1ヶ月分しか見ることができません。
このページで、社外取締役の松本晃氏の退任のリリースが何件かありました。
もうひとつ参考となるサイトとして異動ニュースがあります。
このサイトで社名や名前で検索すれば、上場企業の役員等の異動が分かります。
東証のサイトや異動ニュースで確認したところ、松本晃氏は3社の社外取締役を退任しています。
3/10付で、株式会社SHIFTと、前田工繊株式会社。
3/17付で株式会社ノジマです。
リリースにも個性がある
3社の取締役を退任されたわけですが、リリースにも個性があります。
SHIFTは退任理由を一身上の都合としていますが、前田工繊は病気療養のためとしています。
この2社が3/10付で、ノジマはその一週間後の3/17に病気療養を理由に退任となっています。
パイオニアは非上場ですが、社外取締役として松本晃氏の名前があります。（開示義務もないでしょうから、恐らくパイオニアも退任なのかなと推測します→※退任しているよう）
私は最初にSHIFT社のリリースを見たので、なぜ退任なのだろうと思いましたが、調べてみると、前田工繊社は病気療養と書いてあり、理由が分かりました。
もちろん、SHIFT社の退任理由が病気療養ではない可能性もあるのでしょうが、恐らく同じ理由だと思います。
取締役を退任する場合、一身上の都合として書くケースが多く、その理由は明かされない方が多いと思います。
経営者との対立もあるでしょうし、他社から引き抜きがあるケースもあるでしょう。
あまりネガティブな理由をわざわざ書く理由もありませんので、書き方が難しいというのはあります。
松本晃氏の経営のやり方は合理的だなと感じており、個人的に応援していたので、非常に残念ではありますが、また元気な姿を見せて頂きたいと思っています。
そして、複数のソースを見ないと、勝手な憶測になってしまうなと感じた瞬間でもありました。（常に複数社の役員を兼任しているわけではないので、今回はたまたま分かったというだけですが）
今回は短いですが、これで終わりとしたいと思います。
※追記
一方で4/2付けでFUTAEDAの会長に就任しているようです。（取締役ではない）
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
