最近の世の中は、成功の法則であふれていると思う経理マンです。
最近、私はTwitterで情報収集をすることが多いです。
そういう人をフォローしているからか、成功の法則というのをよく目にします。
こうやれば成功するとか、成功する人はこれをしないという感じで、様々な法則であふれています。
しかし、その数多くの法則ばかり採用しても、多分成功はしないのではと思い、今回は成功の法則は厳選しようという話を書きます。
結論:これと思うものだけに集中すべきなのかも
成功の法則
SNSやYouTubeには無数の成功の法則が転がっています。
例えば、好きなことを仕事にするのは意外と良くないとか、職場に信頼できる同僚がいると仕事が続けられるとか、結婚式には行くなとかなどです。
自分自身もそういったライフハックには興味があるので、ついつい見てしまうのですが、何でも見るだけでは意味がありません。
実践を伴わないものというのは、時間の無駄でしょう。
さらに、成功の法則というのは様々なものがあるので、矛盾することもあります。
これは同じ人が主張する言葉であっても、Aという考えとBという考え、どちらを採用したらいいのかと思えるようなケースもあります。
それが異なる人だったら、当然主張も一致しません。
ある人は好きなことを仕事にするべきと言い、別の人は好きなことは仕事にするべきではないと主張するのです。
そもそも成功の法則とは、スピーカー(話し手)の成功体験に基づいている可能性が高いです。
自分はこうやって成功したから、あなたもどうぞというスタンスなのです。
このスタンスが誤りとは言いませんが、当然全ての人に当てはまるとは限りません。
個人の属性というのは、多岐に渡り、例えば、結婚歴や子供のあるなし、年収、年齢、性別、タバコを吸う吸わない、飲酒の有無など、様々なものがあります。
日本の平均的な男性像があるとして、その全てに当てはまる人というのは中々いないでしょう。
どの人も何らかの違いを持っているはずなのです。
平均的な人物像ならば、数々の成功の法則が当てはまるのかもしれませんが、違いを持っているのが人なので、成功の法則も当てはまらないケースもあるでしょう。
成功の法則とリスク
さらに成功の法則も大量にあるので、人によって当てはまるもの、そうでないものがあって当然です。
自分に合うかどうかは試してみないと分かりません。
リスクがあるものもあれば、ないものもあるでしょう。
断捨離を勧められて、なんでも捨てて困るということもあるかもしれないし、それが自分に合っていると感じることもあるでしょう。
リスクと聞くと、どうしても避けたくなるのが人の心理です。
とある研究では、自分がいつもと違う行動をして失敗した時は、ルーティンをやる時よりも数倍後悔してしまうという結果が出たそうです。
つまり、いつもと違うことをやると失敗した時により後悔してしまうので、人はリスクを避ける傾向にあるということです。
成功の法則はそこら中に転がっているので、今の時代はやるだけという主張もあります。
昔なら方法論が確立されていなくて、どうやったらいいかが共有されていませんでした。
今ならSNSなどでも有用な情報が簡単にアクセスできるのです。
だから、やり方は分かるので、後はやるだけの時代ということです。
もちろん、口で言うのは簡単で、実行するところが最大の難関です。
自分に合う成功の法則を探すということが、自主的に求められる時代なのだと強く思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。