お金儲けのノウハウについての本、ユダヤの商法を読んだ感想を書いてみます。
伝説のベストセラーの新装版ということで、読んでみました。
そもそもユダヤ人についての知識はほとんどありませんでしたし、著者の藤田田氏のこともよくは知りませんでした。
アマゾンのレビューで言うと、77件のレビューで平均点は4.0点と高得点でした。
結論:著書の経験がベースとなっており、これを応用するのはちょっと難しいように思えるが、役に立ちそうな部分もある
ユダヤの商法の要約と感想
一番最初には、現在の観点からすると、差別とされる表現等もあるが、多くの人に評価されている・筆者独自の世界である・筆者は既に他界しているという理由で、底本のままとしたという記載がある。
1.これがユダヤ商法だ
生活の中に数字を持ち込め
現金主義に徹する
女と口を狙え
2.私自身のユダヤ商法
勝負はタイミングで決まる
薄利多売ではダメ
3.ユダヤ商法のバックボーン
メシの時には仕事の話をするな
父親・女房ですら信用するな
4.銀座のユダヤ人語録
ゴルフをする人は発狂しない
話があるなら、そっちが来い
5.「円」を扱うユダヤ商法
商人はまず売れ
6.ユダヤ商法とハンバーガー
人間の欲求をつかめ
きらいなものを売れ
感想
基本的にエピソードは古いです。
それもそのはず、1972年に出た本を新装版として売っているからですね。
確かに藤田田氏の破天荒な人生は読み物としては面白いのですが、これを現代の普段の生活で応用するのは難しそうです。
参考になった部分は下記です。
- 「きれいな金」「きたない金」という表現はあるが、お金を区別する意味はない
- ユダヤ人は重要なことは、とにかくメモをとる
- ユダヤ人は晩餐に2時間かける、食べることが人生の目的
読み進めやすいというところもいいですね。
やはり本はブログに記事を書こうと思うと、読み方がより深くなるように感じます。
これからも続けたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。