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【内部監査部】内部監査の役割と経理との関わりについて考えてみる

内部監査の役割と経理との関わりについて考えてみる

【内部監査部】内部監査の役割と経理との関わりについて考えてみる

内部監査という仕事の立ち位置って難しいという話です。

社会人になるまで、内部監査部という存在を理解していませんでした。

新卒で会社に入り、経理に配属となって、各部署に挨拶に行く中で、存在を知りました。

大抵の会社は、内部監査部(室)の人数は少なく、私の入った会社も同様でした。 

本日はそんな内部監査部と経理の関わりについて書いてみます。 

結論:内部監査部に狙っていくのは難しい気がする

新卒でいきなり内部監査部に行く可能性は低い 

これは個人的な意見なので、会社によって例外もあるでしょうが、新卒でいきなり内部監査部に配属になる可能性は低いです。

そもそも内部監査部(室)がどんなことをしているかを紹介します。

内部監査とは、書いてある文字の如く、会社の内部の組織が監査をするということです。

 

上場企業ならば、監査法人が外部の組織として監査を行います。 

当然ながら監査法人に所属する公認会計士と、監査を受ける側の会社は別の組織です。

そして監査役(監査役会)という組織も会社によってはあります。

監査役は取締役と似たような部分があり、その会社の従業員としては通常カウントされません。

会社での会計の監査というと、監査法人による監査・監査役による監査・内部監査部による監査の3つと考えていいでしょう。

この3つの機関はそれぞれ協力して、会社の財務諸表が正しいらしいという結論を目指します。

 

内部監査の辛さ

しかしながら、内部監査部はその会社の従業員が自分の会社を監査するわけで、そこに難しさがあります。

例えば、あるメーカーで、品質の悪い数値を改ざんしているのを、内部監査の人間が見つけたとして、それを社長に報告するでしょうか。

報告をすることで、会社の売上が激減して、将来的に倒産する可能性だってあるわけです。

それが外部の監査法人ならば、その不正を指摘するでしょうが、内部の人間には難しい部分もあります。

それが内部監査部の辛いところです。

また、内部監査ではある取引のエビデンスを貰うという作業があります。

営業や経理からすると、当たり前にやっていることのエビデンスをわざわざ出すという手間になります。

監査というのは性悪説に基づいているとも言えるので、同じ会社の人の行為を疑う立場というのも、あまりやりがいにはつながらないように感じます。

経理からしても、内部監査の人は何とも言えない距離感だった覚えがあります。 

 

どういう人が内部監査部に行くのか

内部監査に異動になる可能性が高いのは、あらゆるポジションですが経理の人が多いと思います。

なぜなら経理なら、業務フローの中で会計に関わる部分を理解しているため、見るべきポイントを経理業務を通じ抑えていることが多いからです。

そして営業だったり、研究だったり、生産だったり、様々なポジションを経験している人も内部監査部に向いているでしょう。

内部監査で見るべきポイントは、業務フローの中の不正や誤りが発生しやすいところです。

営業を経験していれば、売上に関わるフローを理解しており、実際の営業の気持ちも理解しているでしょう。

例えば、今月の成績によってボーナスが決まるという状況なら、不正が起こりやすいと考えられるので、その部分を重点的に見ることができます。

 

ただし、自分から手を挙げて内部監査部に行けるかというと微妙だと思います。

前段で書いたように、内部監査部というのは特殊なポジションなので、人事部が決めるというケースが多いのでしょう。

忙しさとしては、それほどでもないというイメージですが、会社の拠点が多ければ出張の機会も多いでしょう。

ある意味でレアな部署で、非上場の会社なら内部監査室がないということも多々あると思います。

 


事例でわかる 不正・不祥事防止のための内部監査

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。