就活で何回かグループディスカッション(GD)がありましたが、大体うまくいきませんでした。
なので攻略法は分かりませんが、そもそもこんなことやる意味あるのかという疑問を。
結論:そもそも複数人が全く同じ序列で集まるという機会なんてない
GDは全員フラットな状態からスタートしますが、現実にはそんなことはあり得ません。
例えば5人が集まって、会議する時には、ポジションが決まっているはずです。部長、課長、係長、平2人(平にも年次がある)であれば、部長に決定権があります。同じ平同士でも2人の意見が同列に扱われるとは思いません。
部外の会議だとしても、役職・入社年数等で重みが違ってきます。
つまりビジネスでこういう機会がないのに、就活で選考としても意味があるのか。
新入社員が会議で求められる役割は、フレッシュな意見を言うことになると思いますが、その役割はマネージャーとして会議をコントロールすることではありません。
もちろん、明らかに会社に不適合な人間(発言がない、支離滅裂、他者に迷惑をかけるなど)をはじく目的ならばGDも意味があるのかもしれませんが。しかしそのためだけならGDじゃなくてもいいですよね。
会社に入って、外部の研修でもGDをやらされたりしますが、これも同じ理由で効果があるとは思えないです。
転職者でさえ、新しい職場に入れば、そこには明確なポジションの線引きがあるわけですから、フラットな状態ではありません。
日本企業が平社員でも上司・社長に対しても、気兼ねなく発言できるようならGDのようなことも意味があるのかもしれませんが、それは10年経ってもまだ実現はしないのではと思います。
というGDが下手くそな男の恨み節でした笑