初対面の人と何を話そうと悩む方のために、話す時のポイントを経理マンが紹介します。
社会人になると、人と会うことが増えます。
もちろん、部署によって会える人数は異なりますが、経理マンの私でも、名刺を色々な人と交換します。
社外だけでなく、社内の人とも会うことになります。
そういう時に、どんなことを話題にしようと悩む方のために、今日は初対面の人とのトークでのポイントについて、記載します。
①共通点を探す
これが一番重要なポイントです。
人間は共感を求める生き物です。
人に心から共感してもらえると、嬉しいです。
となると、会話でのポイントは相手との共通点を探すと良いとなります。
例えば、よくあるのは出身地の都道府県です。
47都道府県で、出身地が一緒だったら、特に東京や大阪などの大都市で地方から人が集まっている場合なら、特に嬉しいと思います。
しかし、自分自身のことって意外と自分でも整理できていないことがあります。
自分自身がどういう特徴を持っているか、それを考えるツールとして自分自身のことを100個挙げてみて下さい。
例えば私だったら、下記のような特徴があります。
- 東京生まれである
- 浪人を経験している
- 大学から関西に住んでいる
- 家庭教師のアルバイトをしたことがある
- 転職を経験している等々…
このように、出身地であったり、趣味や経験・願望などをたくさん書き出せば、自分の特徴が見え、同じように他人の出身地や趣味などを共通点として探しやすくなります。
②あるあるを探す
共通点と同様に大事なのが、あるあるネタです。
例えば、学生時代に部活でバスケをやっていたという共通点があるなら、「スラムダンク」読んだことある可能性が高く、スラムダンクの真似するよね~なんて共感がありそうです。
共通点だけだと、「あ~そうなんですね」という会話で終わってしまう可能性があるので、そこから共感を生むあるあるネタを考えておくのも会話が盛り上がるポイントです。
つまり、共感を生むために、共通点のあるあるネタが有効ということです。
YouTubeの動画でも、あるあるネタは再生数が伸びやすいように思います。
それだけ、みんな共感を求めているとも言えるかもしれません。
③諸刃の剣とは?
逆に、初対面の人に話題として不適切なものを考えてみます。
それは、下記のものなどがあります。
- 政治
- 宗教
- スポーツの特定チームのファン(巨人ファンとタイガースファン)
- プライベート(結婚の有無や年齢など)
- お金の話(年収いくらですか?)
- 容姿や体型
これらは諸刃の剣だと思います。
例えば、同じチームを応援しているという関係なら、ずっと早く打ち解けられるでしょうが、もしも犬猿の仲みたいな関係なら、話題にすべきではありません。
また同じような悩みを持っていれば、強力な共通点になるでしょう。
まとめ
以上が、初対面の人と話す時のポイントです。
キーワードは、共通点・共感・諸刃の剣(最初は避ける方が望ましいキーワード)です。
また、質問に関しては、「はい」「いいえ」で答えられない問いかけを意識してもいいかもしれません。
どうやって~、とか、どこで~と訊かれると、具体的に答えやすくなり、共通点を探しやすくなるかもしれません。
自分自身の失敗を1つ紹介します。
とある研修で、病院の経理をやっているという方と隣になりました。
病院の経理の知り合いはいないので、「病院の経理ってどんな感じなんですか?」と訊いてしまいました。
この質問はアバウトすぎて、答えようがなかったかもしれません。
相手の方は「どんな感じって言われても、自分にとっては普通のことをやっているだけなので…」という答えで、なんか気まずかったのを覚えています。
失敗を通じて、成長すると思うので、それもいい経験です笑
社会人になると、中々気の合う人と会うのが難しいような気がします。
それぞれの立場があるというのも、その理由かもしれません。
そういう意味では、研修などで似たような職種や立場の人と出会って、会話ができるというのは素晴らしいことなのかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。