他人と意見が違うことは、悪いことではないのではと思う経理マンです。
自分で言うのはなんですが、私は変人だと言われたり、自分でも変わっているなと思うことが多いです。
変人の自分からすると、変わっているのは自分ではなく、他人ということになるのです。
本日は自分の意見や考えが人と異なっているということについて語ります。
同調圧力なんていう言葉もありますが、そんなことは気にせずありのままの自分でいいと思っています。
結論:他人の意見と違っている方が、いいこともある
なぜ、同じであることを求められるのか
まずは、なぜ同じであることを求められるかについて考えてみます。
私は、小さい頃から、少し人とは考え方や行動がズレていました。
具体的にと言われると、ちょっと表現が難しいですが、例えば授業が終わって、みんながそこから出ていく時には、混むのが嫌なので、しばらくそこに留まっていたりしました。
これは単に、人混みが嫌いというだけかもしれませんが、人によってはなんか変と思われるのでしょう。
人と同じであることを求められる原因は、かつての日本の教育にもあるのでしょう。
決して、その日本の教育が悪いとは思っていません。
そしてその同じが正義は、社会人でも繰り返される可能性が高いです。
会社でも、出る杭は打たれるではないですが、同じであることを求められているなと感じる瞬間があります。
人と同じであることが、安心の感情を生むということもあるでしょう。
人間は共感の生き物なので、他人と同じならば、そこで共感が芽生え交流がスムーズになるということも考えられます。
私も、天邪鬼になって、全てのことに対して、相手の真逆のポジションに立てと言っているわけではありません。
無理をして、相手に合わせるのは、あまり良くないということが言いたいのです。
会社で同じであることが求められるのは、統制の面もあるでしょう。
従業員が同じような考えでいてくれれば、コントロールも楽です。
しかし、近年はダイバーシティという言葉に代表されるように、多様性を認めるという方向ではあるので、少しずつ変わっていくのでしょう。
人と違ったことをやるべき
そもそも、全く同じ人間などおらず、典型的なタイプの人同士であっても全く同じということはなく、異なります。
そう考えると、あまり同じか違うかという浅い議論では無意味ですが、少し思うところを書きます。
人と同じ考えで、同じような行動をしていても成功はしないのではと思ってしまいます。
これは成功という言葉の意味を定義する必要があるのかもしれませんが、例えば、成功する人が全ての人の10%とするなら、その10%に入るには普通の考えでいるだけでは達成できないでしょう。
人とは違うということが、競争力になると考えられます。
私もいつからか分かりませんが、人と違っていた方がいいと考えて、人と意見や行動が違っていようが気にしないようになりました。
そして、一番重要だと思うのは、自分の人生なのだから、人の意見に左右されてもしょうがないということです。
もちろん、他者のアドバイスを無視するということではなくて、アドバイスは貴重な意見として認めながらも、自分の意見はしっかり持つということです。
完璧な人は多分存在しないので、他人のアドバイスだって、当たることもあれば外れることもあります。
そんな他者のアドバイスよりも、自分がどう思うかが大事だと考えます。
自分の考えで失敗したら、それを活かすだけです。
失敗を他者のせいにしても、何も変わりません。
人と違った考えが出来ているからいい兆候と考えることが出来れば、悩みも少なくなるのはないでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございました。