二重否定で分かりにくいですが、要はなんだって変えることができるよという話。
有名なフレーズとして「変えられるのは、自分と未来だけ」という言葉があります。これはつまり他人と過去は変えられないから、自分と未来のことだけ考えようという意味です。
しかし実は他人と過去も変えることができるという話で、それは結局のところ捉え方なのです。
つらい過去だったがそれがあったからこそ成長できたので意味があったと捉えるか、考えたくもないだけの過去か、過去の持つ意味を定義するのは自分だけにしかできません。
他人も同様で、只の嫌な人と思うか、嫌な人だけどここは見習うべきと思うかによって、他人の持つ意味も変わります。
捉え方によって同じコップの水が「まだ半分ある」のか「もう半分しかない」かという話もありますね。
赤ちゃんに怖い話をしても、話の意味が理解できないければ怖がらないようなものでしょう。
物事の意味は常に無色で、それに意味を与えるのは人間です。何にでも楽天的な人間が成長するかは疑わしいですが、ストレスが常に人を成長させる訳でもない気がします。
その中でもやはり明確な自分の目標を持って、現実と目標のギャップをいかに埋めていくかということなのかもしれません。