自動運転が楽しみな経理マンが、自動運転の可能性について語ります。
免許証は持っているけど、完全ペーパードライバーの経理マンです。
本日は自動運転で起こりうる変化について考えます。
結論:自動運転で生活が便利になる一方で、既存の産業を破壊する可能性もある。
①自動運転とは?
フォルクスワーゲン社のページを紹介します。
自動運転にもレベルがあり、完全に自動運転というのがレベル5で、ドライバーが全ての操作を行うのがレベル0となります。
本日はレベル5を前提に話をします。
②どんなポジティブな変化があるのか
まず自動運転は、公共の乗り物から普及するのではと考えます。
例えばバスや電車などです。
田舎ではバスや電車の本数が少ないです。
その理由としては、本数を多くしても採算が合わないからです。
利用者の少なさという要因もありますが、人件費というコストもその要因です。
自動運転が導入されることで、人件費はかからなくなります。
一方で燃料や車両整備に係るコストは減りません。
そのようなコストの問題が解決されれば、自動運転によって、大都市に集中している現在から、地方が力をつけるということになります。
過疎化が進む地域でも、自動運転によって交通弱者が救済され、地方の経済が伸びます。
これに伴って、渋滞の緩和も合わせて起きると思われます。
また、バスだけでなくタクシーも自動運転になると、タクシーの運賃も下がるでしょう。
タクシーの運賃が下がれば、夜道での犯罪の発生率も下がると考えられます。
物流の仕組みも変わるでしょう。
自動運転で荷物を配達させれば、利便性が向上します。
③既存産業の破壊
一つの産業が発展すれば、もう一つの産業が破壊されることになります。
○○運転手は基本的に不要になってしまいます。
恐らく賃金が低い職業から、機械に代替されていくでしょう。
また自動車の生産台数も減る可能性が高いです。
なぜなら、車を個人で所有する意味がなくなるからです。
免許制度もいづれなくなり、免許センターや自動車学校もなくなるでしょう。
産業革命がもたらすものは、全ての人にとって有益とは限らないのです。
その時のために、様々なスキルや多様な考え方を身につけておきたいものです。
Google vs トヨタ 「自動運転車」は始まりにすぎない (角川EPUB選書)
ここまでお読みいただきありがとうございました。