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【AppBank】マックス村井氏が社長になり、宮下氏は取締役からも外れ、変化の時

【AppBank】マックス村井氏が社長になり、宮下氏は取締役からも外れ、変化の時

【AppBank】マックス村井氏が社長になり、宮下氏は取締役からも外れ、変化の時

いつの間にか宮下氏が取締役を退任にすることになっていたAppBank

アクセス数を見ると、意外にもアクセスが多いのがAppBankの記事です。

www.finance-accounting-value.com

個人的にはYouTubeで動画を見ていて、AppBankが好きなので、今回は村井氏が社長になったことと宮下氏が取締役から外れたことを書いてみます。

会社によるリリースベースでの記載となります。 

結論:宮下泰明氏が取締役からも外れるのは意外

AppBankの社長交代と改革

社長交代のリリースは1/22に出ています。

代表取締役の異動に関するお知らせ

http://data.swcms.net/file/appbank/ir/news/auto_20200122449297/pdfFile.pdf

1/22で村井氏が代表取締役CEOになり、代表取締役CEOだった宮下氏が取締役になる異動となります。

さらに取締役となった宮下氏は3/27予定の株主総会にて、取締役を退任することがリリースされています。

ただし宮下氏は、子会社の株式会社 AppBank Store の代表取締役になる予定となっています。

 

AppBankはYouTubeなどメディア事業と、実店舗によるスマホケースなどの販売を行うストア事業に分かれています。

このストア事業の会社は株式会社 AppBank Storeになるわけですが、今回の改革によって、株式会社 AppBank Storeは宮下氏に株式譲渡という形で、AppBankから切り離すことを決定しています。

これでAppBankという会社は、メディア事業に注力することになります。

直近の決算期における売上としては、メディア事業が約4.1億円で、ストア事業が9.4億円となっており、ストア事業の方が売上としては大きいですが、切り離す決断をしたということになります。(営業利益ベースでは、メディア事業が6,900の赤字で、ストア事業が1,200万の黒字です)

 

かなり思い切った決断なのかなと思います。

また、監査法人の異動も発表されています。

異動理由も中々独特で、

現任会計監査人から当社の新しい経営体制下での投資拡大による成長路線への軌道修正及び意思決定の一層の迅速化に伴う不確定要素の増加により、十分な監査証拠の入手及び適切な監査上の判断が困難となる状況が見込まれることから、契約更新を差し控えたい旨の申出を受けました。

つまり、元々契約していたアーク有限責任監査法人が監査したくないというお断りをAppBankに入れてきたということです。

監査契約は会社側が、数ある監査法人の中から1社を選択します。

監査法人側としては、契約して報酬を受け取るので、自分からやりたくないという意見を表明するケースは少ないです。

わざわざクライアントを減らす選択を自分からするということは、相応の理由があるのでしょう。

 

合わせて、新任の取締役として、染谷光廣氏とガイアックスの上田祐司氏が決まっています。

さらに定款も一部変更して、新事業にも少し手を広げていくようです。

AppBankの歴史

少しだけAppBankの歴史を振り返ってみます。

AppBankはマックス村井こと村井智建氏と、宮下泰明氏が設立した会社です。

2012年に代表取締役CEOになったのは村井氏で、2015年から宮下市が代表取締役CEOになっています。

2015年の時はマックス村井氏が社長業ではなく、別のことに集中するためみたいな感じで宮下氏が就任みたいな感じだったような気がします。

そして5年が経って、再び村井氏が社長に就任し、宮下氏はストア事業に専念することになったということです。

所有株式比率としても、19年第2四半期時点で、村井氏が19. 91%、宮下氏が18.25%と二人で40%近くを所有しています。

このことから、今回の改革があったとはいえ、宮下氏がAppBankと関わりがなくなるわけではないのでしょう。

上場するということは、経営成績が誰でも見れるということで、結果が出せない時は経営者への風当たりがきつくなります。

従業員の入れ替わりも当然あるでしょうし、苦痛の方が大きいのかもしれませんが、陰ながら見守ろうと思います。

 

そんなマックスむらい氏の年収を勝手に妄想しました。

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2020年2Qの決算をちょっとだけ確認

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マックスむらい、村井智建を語る。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。