AppBankの2Q決算が発表されているので、少しだけ詳細を確認
8/12(水)に2Q決算発表、翌日に四半報が出ているので、少し見てみます。
赤字なのはしょうがないですが、どれくらいのレベルなのかが気になりました。
ストア事業を切り離して、どんな影響があるのかを見ます。
分析というレベルではありませんので、ご了承下さい。
結論:当期純利益は1.3億の赤字で、通期予想は開示せず
2Q決算発表
まずは短信で数字をチェック。
ちなみに表紙の四半期報告書提出予定日が8/12になっており、これは8/13の誤りと思われます。(1Qも短信提出日の次の日に四半報提出)
2Q(累計)の数値が下記となります。
売上高:382百万
営業利益:△80百万
経常利益:△82百万
当期純利益:△132百万
1Qの数値は下記となります。
売上高:313百万
営業利益:△41百万
経常利益:△42百万
当期純利益:△94百万
つまり4~6月の数字が下記となります。
売上高:69百万
営業利益:△39百万
経常利益:△40百万
当期純利益:△39百万
PLとしてはかなりしんどい印象です。
ストア事業がなくなり、 コロナの影響はそれほど大きくはない可能性はあります。
ただし、決算説明資料には、コロナの影響で動画制作が減少とのこと。
説明資料には、マックスむらいチャンネルはリブランディングをするという記載があります。(ちょっと休止が大げさだったけど、再開も早そう)
マックスむらいチャンネルの直近の月の売上は約200万円程度と決算説明資料にあります。
ちなみにピーク時は1,300万程度とグラフ上からは読み取れます。
前回のマックスむらい氏の年収を予想した動画はこちら。
www.finance-accounting-value.com
BS面もストア事業切り離しでスッキリしたものになっています。
商品や有形固定資産、資産除去債務などが大きく減少しています。
従業員数も32名まで減少しています。(前期末46名)
決算説明資料も見ましたが、正直今後黒字化出来るかは微妙でしょう。(営業CFも赤字で預金も減少)
少なくとも、今期は無理そうな印象です。
茨の道ですが、進むしかないというイメージです。
宮下氏の保有株の変化
3月に退任した宮下氏の保有株式も変化しています。
www.finance-accounting-value.com
19年12月末時点では、1,563,000株(発行済株式の19.91%)
これが20年6月時点で、813,000株(発行済株式の10.35%)に減少しています。
さらに、8/13に一部売却し、784,500株(発行済株式の9.99%)となっています。
今後も売却を続け、宮下氏は完全にAppBank株式会社から離れることになっていきそうな感じです。(※予想)
第3Qも時間があればまとめようと思います。
※2021年9月26日追記
2021年6月末時点で宮下氏の所有株式は、大株主に含まれていません。
10位が50,600株で0.6%であることから、それよりも少ないとなります。
つまり、完全に離れたと言って良さそうです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。